今日はジャムびより

今日という日に添えるジャムを。

2022-10-21-Fri

イベント出店に向けてたくさん作ってます。

今日の製造ラインナップは、

ルバーブ

・グリーンキウイ&グリーンルバーブ

・紅玉りんご

 

ジャムびより初のイベント出店は、11月1日「アンサンブル・フェスティーノのどこでもマドリガルin川崎市民プラザ」での物販になります!

コンサートチケット購入がまだの方はこちら↓

festino.musicotta.com

コンサートチケットが無くてもジャムは買えるようにする予定ですが、こんなに多彩で陽気で高品質な声楽&室内楽アンサンブルを聴く機会はそうそうないので、聴いていかれることを強くオススメします。聴いたついでにジャムもお願いします!

 

…は?イベント出店?アンサンブルフェ…何?なんでジャム屋が突然コンサートの宣伝?

ちょっと何言ってるかわからないという方はこちらを参照↓

jambiyori.hatenablog.com

 

話は今日の製造記録に戻りまして、

 

ルバーブ

長野県富士見のサンフレンド農園さんの真っ赤なルバーブをまたまたお取り寄せ。ルバーブ、初夏にも秋にも収穫があって新鮮なものを使えるのは嬉しい。

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レシピは夏に作ったものと同じだけど、どうやらルバーブジャムは各所で大人気ということがわかったので、再製造・再販です。甘酸っぱい味と濃厚な香りは、味見をしてもらうと気に入っていただけることが多いみたい。さらに赤い色がきれいで、ルバーブがちょっと珍しいというのもポイントかなあ。

ルバーブはジャムやお菓子の界隈では知ってる人が多いけど、一般の知名度はまだまだ低いという材料のひとつ。ブラムリーでも似たような事を書いたけど、ブラムリーの場合は「青りんごです」でとりあえず説明できるのに対して、ルバーブはなかなか簡単な説明が難しい。

で、聞かれるとついつい「ルバーブは見た目からフキとかセリとかイモとか思われがちですがタデ科ダイオウ属の草本植物でショクヨウダイオウという和名のとおり茎を食用にします酸味が非常に強いうえに繊維が固いので生食には向きませんが加熱することでトロトロに煮溶けて砂糖を加えれば濃厚で甘酸っぱい風味が魅力なお独特のクセがより強い緑色の品種と風味はまろやかで美しい色に仕上がる赤色の品種がありますどちらも刻んで煮るだけで美味しいジャムができるので自作もおすすめただし手に入りにくいのとジャムの材料としてはやや高いのが難点とはいえ冷凍保存もしやすいですし見かけたら買っておくべき主な生産地は長野県でそもそもルバーブが日本に伝わったのが…」などと早口でまくしたててしまうので、気をつけなければならない。

ルバーブ知名度が上がればその辺のスーパーに並んでくれるんじゃないかと期待しているので、ぜひこれを読んで下さっているみなさんの力でルバーブを盛り上げてください。ジャム作るのもすごく簡単でオススメ。買ってきたら切って砂糖入れて煮るだけ。

あ、ただ、はじめにちょっと水分を足すほうが煮やすいので、他の材料と混ぜるのも良いです。今日のレシピでは赤ワインを。

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はじめに加えて煮てしまうのでアルコールは残らないし、ルバーブの強い風味に隠れてワインの主張はほぼ感じないけど、深みが出て美味しくなる。

 

・グリーンキウイ&グリーンルバーブ

これはつまり、上記の「他の材料と混ぜる」パターン。グリーンルバーブに、同じグリーンだからという安直な発想でグリーンキウイを合わせた。

グリーンルバーブ、私はかなり好きなのだけど、赤色のルバーブに比べると独特のクセがあるのと、そもそも見た目がなんだかよくわからないという問題が大きい。赤ルバーブも初見でなんだかわからない点は同じだが、赤色がきれいで美味しそうには見える。一方のグリーンルバーブはというと、一般的な感覚では「ジャムは緑色ではない」ので、なんだかよくわからないところから先へ進めない、んだと思われる。

キウイには、そんな「一般的な感覚」とグリーンルバーブの橋渡しをしていただきたく登場してもらった。というかキウイの方が多くてキウイメインの仕上げとなっている。ただ、ルバーブの酸味と香りそしてトロみが大変良い仕事をしており、ジャムとして良くまとまった出来。

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ルバーブ好きにも、ルバーブ初体験の方にもおすすめです。あと緑がきれい!

 

・紅玉りんご

こちら言うまでもなく紅玉!

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と言いたいところですが、ブラムリーほどではないにしても紅玉もりんごの品種としては案外メジャーではないので、「紅玉りんご」と題しておきました。

紅玉のジャムはピンク色にしがち。実が赤いわけではないので普通に作ると普通の黄色いりんごジャムになるが、濃い赤色の皮を煮出すことでピンク色に仕上げるのである。これに、「かわいいから」以上の理由は無い。なおピンク色のジャムはとても褪色しやすいので、かわいいうちに買ってかわいいうちに食べてほしい気持ちが強い。

それから、りんごジャムとしては「ブラムリーアップル」と被ってしまうので、今日の紅玉ではシナモンスティックとホールのクローブを一緒に鍋に入れて煮る。わりとしっかり香りをつけているので、焼きりんごみたいな風味を楽しめる仕上がり。パイ生地焼いたところに乗せるだけでも美味しそう。

 

以上!

今日はFestinoシリーズは作ってませんが、通常ラインナップも11月1日のイベントに持っていきます。特に今日の分はイベント出店が先行販売になりますので(イベント終わったらネット通販に出します)、気になる方は11月1日に川崎市民プラザへ!

festino.musicotta.com